ちょうど小泉改革や少子高齢化が叫ばれ、建設業界の将来に暗い影を落としていた時期であります。
その後サブプライム問題や “コンクリートから人へ”といった政策の転換もあり、外部環境は当初の想定以上に厳しい10年だった様に思います。
それでも武田巧が社長時代に同心円的な事業領域の拡大を提唱しておりましたが
その一環として計画の中に盛り込んでいた不動産事業が赤字決算から救ってくれる一助となりました。
そして何よりも社員一人一人が危機感を感じ取り組んでくれた事が厳しい経営環境を乗り越えることのできた10年であったと感謝しております。
企業ビジョンに掲げていた 社内の風土改革。
また 企業スピリッツに掲げた自律と共生の 自律…。
その一つであります “挑戦” というテーマは、厳しい環境だったからこそ、その成果が得れたと感じております。