平成9年後半から直面したバブル経済の崩壊は、
私たちに未曾有の試練を与えました。
国内の製造業は生産拠点を人件費の安い海外に移さざるを得なくなり、国内生産の空洞化が生まれました。
一方で、消費拡大を続けて来た地球資源に限りがあることも身にもって知りました。
更に、人類が快適性を求めた結果、環境破壊を引き起こし、私たちは次世代への大きな課題をかかえたのです。
21世紀は自然との共生がテーマです。
武田組においては、創業からの志でもある企業理念を忠実に守り、智たらざるは努力で、才の及ばざるは真心で、
厳しい経営環境の中、多くの同士である社員と共にこの難局を乗り切る事が出来ました。
そして、平成2年に発表した第一次中期経営計画。
また、その一環として社員からの提案で導入したCI(Corporate Identity)に加え、
2001年ISOを導入し、更なる顧客満足度の進化に向けた取り組みを開始しました。